五十肩は突然に

ジムに入会したばかりの頃。

「これから体を整えよう」
「少し筋力をつけよう」

そんなふうに、珍しくやる気になっていた。

けれど、張り切っていた3日目。筋トレ中に、肩を痛めてしまった。

最初は、「そのうち治るかな」くらいに思っていた。
そう簡単には治らなかった。

服を着るのもつらい。腕を上げるたびに、歯医者で歯を削る時の「キーン」とした痛みが肩を突き抜けた。あの痛みが毎日のように続いていた。夜になるとズキズキして、寝返りすら出来ない。気づけば、1年近く痛みが続いていた。

整形外科へ行っても、「いわゆる五十肩ですね」と言われるだけ。年齢のせいなのかな、そのうち治るしかないのかな、そんなふうに思っていた。

ところが、ある時受けたPET-CTで、思いがけないことを言われた。

「普通はここまで映らないんだけどね」

画像には、肩の炎症がはっきり映っていた。自分ではずっと痛かったのに、レントゲンにも映らない。どこかで、「気のせいなんじゃないか」「心の問題なんじゃないか」と思い始めていたので、少しホッとしたのを覚えてる。

その画像を持って整形外科を受診すると、すぐに注射を打ってくれた。
すると不思議なことに、3日後には、あの強い痛みが、ほぼなくなっていた。

あの1年近くは何だったんだろう。そう思う反面、もっと早く分かっていたら、とも思う。

ちなみに、私は痛みが出てすぐジムを退会。そして、しっかり太った…。

せっかく「頑張るぞ」と思って入会したのに、結果はまさかの方向へ。人生、なかなか思うようにはいかない。

でも今となっては、五十肩の話より、あの時のPET-CTで肩の炎症がしっかり映っていたことの方が印象に残っている。

あの時、「気のせいじゃなかった」と少しホッとした。あの時の痛みはきっと忘れることはないだろう。

ちなみに、今でも肩には少し後遺症が残っている。

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この記事を書いた人

はじめまして、凪です。

「凪の森」は、私が学び、経験し、役に立ったことを、できるだけ分かりやすく残していく場所です。
乳がん経験を機にFP3級を取得(現在2級勉強中)

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