教室の隅にいた

子どもの頃、私は大人しいタイプだった。

教室でもあまり目立たない。

自分から輪の中へ入っていくのも苦手だった。

今で言うと、
完全に陰キャである。

当時は、
明るくて人気者の子が眩しかった。

みんな自然に笑って、
自然に友達がいるように見えた。

だから私も、
そうなりたかった。

無理して明るくしてみたり、
テンションを上げてみたり。

でも続かなかった。

頑張れば頑張るほど、
自分じゃない感じがした。

家に帰ると疲れる。

そしてまた、
「変わらなきゃ」と思う。

今思うと、

あの頃の私は、
自分に向いていないことを頑張っていた。

人付き合いが得意な人もいる。

大勢でいる方が楽な人もいる。

私は違った。

ただそれだけだった。

大人になると、

苦手を克服することより、

向いていないものを諦める方が大事な気がする。

私は陽キャにはなれなかった。

でも、

ならなくても困らなかった。

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この記事を書いた人

めい|凪の森

53歳の会社員。
今の仕事は好きではありません。

だからといって、
すぐに辞めるつもりもありません。

お金のこと。
働き方のこと。
人生の後半をどう過ごすのか。

考えごとは、なかなか減りません。
凪の森では、そんな考えごとを整理しています。

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