手術は終わりましたが、結果を待つ一か月は長く感じました。
その間、私が何度も考えていたのは、お金のことでもありました。病気になるまで、医療費や保険について深く考えたことはありませんでした。
健康なうちは、医療費がどれくらいかかるのか、高額療養費制度がどれほど助けになるのかも知りませんでした。
そんな私が最初に学んだのは、数年前の別の病気で入院したときです。
その入院で初めて高額療養費制度を知りました。そして病室で読んだのが、山崎元さんの本でした。
それをきっかけに投資を始めました。
数年後、今度は乳がんになりました。
手術、SAVI治療、PET-CT、遺伝子検査、ホルモン療法。決して短くない治療でした。
治療が始まる前、私は主治医にこう伝えました。
「がん保険に入っています。良い治療法があれば、すべて受けたいです。」
結果として、2020年2月から2025年2月までの乳がん治療で自己負担した金額は、CSVで一件ずつ確認したところ、524,461円でした。
この自己負担額は、がん保険の給付で実質的に賄うことができました。さらに診断給付金も受け取ることができたため、費用を理由に治療を迷うことはありませんでした。
病気になることは、もちろん望んだことではありません。
それでも振り返ると、私は病気になるたびに、お金との付き合い方を学んできたように思います。
この番外編では、乳がんを経験して初めて分かった「お金のこと」を、実際の数字と体験をもとに残していこうと思います。
次回は、実際にCSVから5年間の治療費を一件ずつ集計した結果を公開します。
「乳がんの治療には、実際いくらかかったのか。」
数字で振り返ってみようと思います。

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